(1) 天守閣跡(てんしゅかくあと)


天守閣跡・本丸

江戸城の天守閣は,慶長12年(1607年)に完成しました。当初,石垣の高さは約14メートルあり,その上には金色の鯱をいただいた我が国最大の5層の天守閣がそびえていましたが,明暦3年(1657年)の大火で焼失した後は,再建されることもなく,基礎石である石垣だけが残っています。現在の石垣の高さは,皇居東御苑公開に伴う整地等により約10メートルとなっています。