参観案内
修学院離宮は、京都市の北東部、比叡山の麓に位置し、江戸時代初期、1656年から1659年頃にかけて、後水尾上皇により造営された山荘です。
広大な敷地には、上離宮、中離宮、下離宮と呼ばれる3つの高さが異なる台地にそれぞれの庭園と建物があります。離宮内には水田があり、この水田を横切る松並木の道が3つの離宮を繋いでいます。下離宮は、「借景」と呼ばれる手法により、周囲の山々が庭園の背景となって、雄大な景色が目の前に広がります。中離宮の客殿には、「霞棚」と呼ばれる当時としては斬新な美しい形の違い棚があります。また上離宮の隣雲亭からは、眼下に見える大きな浴龍池(山からの小川を堰き止めて作られた池)と、その背後に広がる京都の市街地や周囲の山々などを望むことができます。春には桜、シャクナゲやツツジなどの花々が庭園を彩り、秋には錦に色づく山並みが広がり、季節の移り変わりを感じることができます。
交通案内
アクセス
- 叡山電鉄 修学院駅下車 徒歩20分
- 市バス 修学院離宮道下車 徒歩15分
当日参観受付場所
参観案内図
参観コース
下離宮
表総門 ・御幸門 寿月観
中離宮
楽只軒 客殿 松並木 ・棚田
上離宮
隣雲亭 -
楓橋 ・土橋 窮邃亭 -
千歳橋 ・御腰掛 浴龍池 西浜