参観案内
桂離宮は京都市の南西部、桂川の傍にあります。1615年から約50年の歳月をかけて八条宮智仁親王とその子智忠親王によって建設された別荘です。親王は古典文学に造詣が深く、その名作、源氏物語に登場する桂の地を選びました。桂離宮の建物は創建以来、火災に遭うこともなく、ほとんど完全に往古の姿を今日に伝えています。
庭園の中心には大きな池があり、周りには御殿と4つの茶屋があります。池の形が入組んでいるために、池に沿う苑路も同様に入組んでいます。一度に庭の全貌をみることができない設計によって、苑路を歩くとき、参観者は、絶えず変化する光景を楽しむことができます。四季の花々の中では、初春の梅、桜、そして特に晩春から咲き始める深紅のつつじと四季折々の花が目を引きます。
交通案内
アクセス
- 阪急京都線 桂駅下車 東口より 徒歩約20分
- 市バス・京阪京都交通 桂離宮前下車 徒歩約15分
当日参観受付場所
参観案内図
参観コース
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御幸門 ・御幸道 外腰掛 蘇鉄山 洲浜 ・天橋立 松琴亭 賞花亭 園林堂 笑意軒 書院 月波楼 桂垣 ・表門 ・穂垣